後藤啓介、伊藤涼太郎のFKから決勝弾をアシスト! シント・トロイデンがメヘレンを下し3位浮上

 シント・トロイデンに所属する日本代表FW後藤啓介が21日、今季の公式戦2アシスト目をマークした。

 ジュピラー・プロ・リーグ第19節が行われ、シント・トロイデンはホームでメヘレンと対戦した。 昨季終盤から指揮を執るワウター・ヴランケン監督の下で今季開幕を迎えた同クラブは、ここまで10勝3分5敗を記録。前節にアンデルレヒトから敗れたことで連勝は「5」でストップしたものの、現在4位と好調を維持している。2試合ぶりの勝利を目指す今節はGK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、FW後藤が先発。MF松澤海斗もベンチに入った。

 試合は立ち上がりの8分にシント・トロイデンがスコアを動かす。敵陣右サイドでフリーキックを獲得し、キッカーを務めた伊藤がアウトスイングのクロスを供給。大外にポジションを取った後藤が打点の高いヘディングで折り返すと、ゴール前に飛び込んだレイン・ヴァン・ヘルデンがネットを揺らす。“日本人コンビ”を起点にシント・トロイデンが先制した。

 さらに直後の13分、ハーフウェイライン左でボールを持った伊藤が縦にスルーパスを配球。マーカーの背後にロベルト・ヤン・ヴァンウェセマールが抜け出し、ボックス内に侵入しながらグラウンダーの横パスを送る。ファーに入り込んだ後藤が合わせるが、至近距離でのシュートはミートできずに枠を外れた。

 決定機を逃した後藤だが、以降も積極的なシュートや前線からの守備で存在感を発揮。78分には結果的にオフサイドとなったものの、GK小久保が抜群の反応で連続セーブを披露する。結局、試合は1-0で終了し、シント・トロイデンが勝利。アンデルレヒトが引き分けたため、順位が入れ替わり3に浮上した。次節は26日に行われ、シント・トロイデンはスタンダール・リエージュと対戦する。

【スコア】
シント・トロイデン 1-0 メヘレン

【得点者】
1-0 8分 レイン・ヴァン・ヘルデン(シント・トロイデン)

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