夫からは「大丈夫?」の一言もなかった…冷え込んでいく妻の心【宝くじで3億円当たりました Vol.33】

■これまでのあらすじ
夫の冷酷な態度に追い詰められていた妻は、密かに購入した宝くじが3億円当選していたと知り、このお金だけは渡さないと心に決める。かつてお茶会のレシートを失くして夜道を探し回った際、夫は自分と息子の弁当だけ買い、妻の分は用意しなかった。さらにレシートが見つかったと伝えようとすると夫は確認もせず立ち去る。翌朝、悪寒で寝込む妻に対し、夫は心配どころか寝坊扱いして小言を連発。さらに風邪だと打ち明けても「主婦はいいよな」「風邪は気の持ちよう」と嫌味と説教を重ね、「今日中に治せよ」と言い残して部屋を出ていくのだった。

■夫は冷たくても…息子だけは寄り添ってくれて

■やさしい言葉をかけてくれる息子

■夫からは一言の思いやりすらなかった

夫が去ったあと、しばらくして息子が心配そうに様子を見に来てくれました。体調を気遣い、「夕飯、ぼくが作ろうか?」とやさしい声をかけてくれる息子の存在に、妻は思わず胸が温かくなります。

しかし、息子が部屋を出て行った途端、夫からは体調を気遣う言葉が一言もなかったことを思い出し、胸の奥にもやもやが広がっていきます。

息子のやさしさに救われてはいるものの、夫の冷たい態度には、やはり限界を感じずにはいられないですよね…。

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