バルサ、DFクリステンセンとの契約延長に慎重な姿勢…減給提示の前に、今後のパフォーマンスを注視か

 バルセロナは同クラブに所属するデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンとの契約延長を慎重に見極める考えのようだ。20日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じた。

 現在29歳のクリステンセンは、2022年夏にチェルシーからバルセロナに完全移籍。加入2シーズンは主力選手として活躍したものの、昨シーズンは負傷の影響もあり公式戦わずか6試合の出場に留まった。今シーズンはここまで公式戦17試合に出場しているが、その多くが途中出場となっており、序列を落としている状況だ。

 そんなクリステンセンの現行契約は2026年6月30日までと今シーズン限り。年が明けると、他クラブとの交渉も可能となる状況で、同選手の去就は注目を集めている。

 今回の報道によると、クラブはクリステンセンの契約延長を慎重に考える方針を示している模様。減給を伴う新契約を検討しているものの、オファーを提示する前に、同選手が16日に行われたコパ・デル・レイのグアダラハラ(3部)戦のようなパフォーマンスを維持できるか判断したい考えのようだ。

 一方、クリステンセンはバルセロナに満足しているようで、契約延長を最優先に希望しているが、現時点ではクラブ側から具体的な更新オファーは届いていないと伝えられている。

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