
「夫からの突然の別れ話…幸せな日々は、すべて嘘だったの…?
結婚7年目。マンネリはあっても、大きな不満もなく、それなりに幸せな日々を送っている…そう思っていたのは、妻だけだったのかもしれません。もし、ある日突然、夫から「離婚したい」と告げられたら、あなたはその事実をどう受け止めますか? 今回ご紹介するのは、夫からの突然の終止符によって、夫婦のすれ違いが露呈する物語。



妻が知らなかった夫の本音
主人公の女性は、仕事熱心な夫と二人の子どもに囲まれ、忙しいながらも充実した日々を送っており、大きな衝突はありませんでした。
ところが、夫はある日突然、「離婚したい」と告げます。その一言は、7年間積み上げてきたと思っていた夫婦の絆が、夫の中では何もなかったことだと証明するかのようで…。




夫婦の間に、いつしか引かれていた“目に見えない境界線”
夫が離婚を切り出した裏には、夫婦間の「コミュニケーション不全」がありました。夫は「君とは話し合いができない」「一方的に責められている気がする」と主張。一方の妻は、夫が自分の気持ちを理解しようとしないことに不満を抱えていました。お互いに相手のせいだと主張する二人の間には、いつしか修復不可能な“目に見えない境界線”が引かれていたことに、なぜ、早く気づけなかったのでしょうか。


読者の意見は…?
一方的に妻が悪いように描かれていることに腹立たしさを感じる声や、「妻の気持ちもわかる」という共感、そして自身の壮絶な離婚危機を語るコメントなど、読者の意見は感情的に衝突しました。
・「妻側が一方的に悪い」という描き方が腹立たしい
・妻側が夫を常に気遣えばハッピーエンドなのか?女は男を立てろだの女はシオらしくだのを伝えているかのような内容で腹立たしい。
・男性がわの不満もある事が記事になってちょっと嬉しいです
「妻ばかりが悪者にされている」という描き方への反発が多く見られました。読者は、「夫も妻の苦労を理解する努力を怠っている」と、問題は一方的ではないことを強く指摘しています。
・「自業自得」「我が家そのもの」共感と厳しい現実
・夫とのコミュニケーションが足りない。…分担の話をすると喧嘩になり、負けてます。
・子どもは生活を変えたくないそうなので、もうある程度は育ったし、遊んでくれる夫の事は好きみたいなの で、私が身一つで出ていく形で全く構わないのに。
・何故女性は結婚し母になると利己的になるのでしょうか。女性は歳を取る毎に人としての良識は下落傾向と感じます。
夫の気持ちに共感し、「まさに我が家」という声も多数。特に、子どもを理由に離婚に踏み切れない妻の葛藤や、「私が身一つで出ていく」という悲痛な叫びは、読者の胸に強く突き刺さります。一方で、「女性は利己的になる」という、男性読者からの意見も寄せられ、夫婦の問題の複雑さが浮き彫りになりました。
・「嫁のありがたみがわかってない」夫への反撃
・女の一言二言で潰されて離婚なんか口にする夫なんて、会社でも人間関係でつまずいてそう。
「離婚したらどうなるか思い知らせるべき」という、夫への痛快な反撃エピソードも。妻が家を出たことで、夫がどれだけ家事育児を妻に頼っていたか、初めて気づくという結末を望む読者が多いようです。
「夫婦間の会話がなくなった」「お互いの価値観が違いすぎる」…そう言って諦めてしまうには、7年という月日はあまりにも長すぎます。夫の「離婚したい」という言葉は、もしかしたら夫婦関係を再構築するための、最後のSOSだったのかもしれませんね。