ミラン、今冬の移籍市場でウェストハムFW獲得に近づく…給与は問題なし、焦点はクラブ間交渉へ

 ミランは1月の移籍市場でウェストハムに所属するドイツ代表FWニクラス・フュルクルクの獲得に近づいているようだ。15日、イタリアメディア『カルチョ・メルカート』が報じている。

 ミランは今シーズン、復帰を果たしたマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下、ここまで9勝5分1敗とセリエAで2位につけている。システムは3-5-2を採用し、ポルトガル代表FWラファエル・レオンやアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチも前線で起用されている状況だ。

 しかし、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスとフランス代表FWクリストファー・エンクンクはここまでリーグ戦で無得点。特にヒメネスは現在負傷離脱中であることから、今冬の移籍市場で新FW獲得の可能性が取り沙汰されている。

 すでにフュルクルク獲得の可能性も報じられきたが、『カルチョ・メルカート』は、「ミランのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)がフュルクルクの代理人と連絡を取り合っており、給与面での問題は発生していない」と報道。さらに、同選手は来年1月からの半年間の契約で150万ユーロ(約2億7000万円)を受け取るだろうと伝えられている。

 また、個人的な条件での問題はないようだが、「ウェストハムとの契約については合意に達していない」とされており、クラブ間交渉が今後の焦点となりそうだ。

 現在32歳のフュルクルクはブンデスリーガで結果を残し、2024年8月にウェストハムへ完全移籍を果たしたが、プレミアリーグでは苦戦。昨シーズンは、負傷にも苦しみ、公式戦20試合で3ゴール2アシストを記録し、今季はネットを揺らすことができていない。

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