ミリトン長期離脱で補強計画を前倒し?  レアル、トッテナム“快速DF”ファン・デ・フェンに関心か

 ラ・リーガのレアル・マドリードが、トッテナム・ホットスパーに所属するオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンに関心を寄せているようだ。15日、イギリスメディア『TEAMTALK』が『イー・ノティシアス』の報道を引用して伝えている。

 ここまで17試合を消化したリーグ戦で12勝3分2敗を記録し、勝ち点「39」の2位につけるレアル・マドリード。首位を走る宿敵バルセロナを勝ち点差「4」で追う同クラブだが、現在は守備陣を中心に負傷者が続出している。今月7日のラ・リーガ第15節セルタ戦では、ブラジル代表DFエデル・ミリトンが左脚大腿二頭筋を断裂および近位腱を損傷。約4カ月の離脱が見込まれており、新たなセンターバックの補強が噂されている。

 そうしたなか、レアル・マドリードが本来夏に予定していたセンターバックの補強計画の前倒しを検討している模様。プレミアリーグで戦う2名のセンターバックに関心を寄せているものの、1人目の候補者であるイングランド代表DFマルク・グエイ(クリスタル・パレス)は一部クラブ首脳陣からの支持を得られていないようだ。

 一方、より有力視されているのがトッテナム・ホットスパーに所属するファン・デ・フェンであるという。約5000万ユーロ(約90億円)と見込まれる移籍金はレアル・マドリード側のプランと完全に合致しており、選手本人が移籍を望めばトッテナム側もオファーに耳を傾ける可能性があると指摘した。

 果たして今冬の移籍市場で動きはあるのだろうか。

 現在24歳のファン・デ・フェンは、母国オランダのフォレンダムでプロキャリアをスタート。1年目からゲームキャプテンを務めるなど頭角を現し、2021年8月にヴォルフスブルクへ完全移籍した。2023年8月8日には3450万ポンド(約71億円)の移籍金でトッテナム・ホットスパーに加入。屈強なフィジカルとプレミアリーグトップクラスのスピードを武器に、ここまで公式戦73試合出場9ゴール2アシストを記録している。

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