リーズはドローに持ち込むも…田中碧に現地メディアから厳しい評価「普段は頼れるMFだが…」

 リーズに所属する日本代表MF田中碧が、ブレントフォード戦に先発出場し、73分までプレーした。しかし、現地メディアからは厳しい評価を下されている。

 リーズは14日、プレミアリーグ第16節で敵地にてブレントフォードと対戦。試合は70分、ジョーダン・ヘンダーソンの得点で先制されたものの、82分にドミニク・カルヴァート・ルーウィンの得点で同点に。そのまま試合は終了し、リーズが1-1でブレントフォードと引き分け、敵地で勝ち点「1」をつかんだ。

 一方で、田中のパフォーマンスに対しては厳しい評価が下されている。地元メディア『ヨークシャー・イブニング・ポスト』は、「少し精彩を欠いた。ボールを保持しているときも、保持していないときも、十分なプレーを見せることなく、集中力が切れる場面も何度かあった」とし、4点(10点満点)と採点した。

 そして、同『リーズ・ユナイテッド・ニュース』も、「チェルシー戦、リヴァプール戦でゴールを決めた選手が先発メンバーに名を連ねるのは不思議ではない。だが、日本代表の選手は目立った活躍を見せないまま73分にベンチへ下がった」と評し、田中のパフォーマンスに5点という点数をつけた。

 また、同『MOT リーズ・ニュース』は「チャンスを1つ作り出したものの、ファイナルサードへのパスは1本にとどまり、ボールタッチ数は27回だった。守備でも苦戦し、タックルは1回、クリアは2回、ボール奪取は2回で、ドリブルで抜き去られる場面も2度あった。普段は頼れるMFだが、残念な内容になった。次戦での巻き返しが必要だ」とし、チームワーストとなる4点という厳しい評価を下した。

【ハイライト動画】田中碧は先発も… ブレントフォードvsリーズ

●4年ぶりの得点でジョッタ氏のセレブレーション披露…ヘンダーソン「決して忘れない」●16日にメディカル受診へ…冨安健洋、アヤックスと6カ月間の契約を結ぶ見込み、延長OPは含まれず●旗手が同点弾も…セルティック、リーグ杯決勝で敗れ連覇を逃す 新監督指揮後は3連敗「結果の先を見据えなければ」●鎌田大地が負傷離脱か…C・パレス指揮官が説明「数週間ほど欠場する見込み」「ハムストリングのケガ」●バイエルンは最下位マインツに勝ち切れず…伊藤洋輝、佐野海舟、川﨑颯太揃って先発の一戦はドロー