ミランが1月にストライカー補強へ?…プレミアで燻るザークツィー&フュルクルクに関心か

 ミランが今冬の移籍市場でストライカーの補強に動く可能性があるようだ。11日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 11年ぶりに復帰したマッシミリアーノ・アッレグリ監督のもと、セリエAでここまで9勝4分1敗という成績を収め、ナポリやインテルら“ライバル”を抑えて首位に立っているミラン。しかし、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスとフランス代表FWクリストファー・エンクンクがここまで無得点と結果を残せていないことを受け、クラブは1月の移籍市場で得点力のあるセンターフォワード(CF)の獲得に動く可能性があるという。

 報道によると、ミランのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)はマンチェスター・ユナイテッドに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーをリストのトップに据えているようだ。かつてボローニャで活躍した24歳は、ルベン・アモリム監督率いるチームで定位置を確保できておらず、今シーズンここまでの出場時間は354分間。以前からセリエA復帰の可能性が囁かれており、現在はローマも動向を注視しているという。

 また、ウェストハムに所属するドイツ代表FWニクラス・フュルクルクもリストアップされている模様。かつてのブンデスリーガ得点王は度重なる負傷もあってプレミアリーグへの適応に苦戦しており、今シーズンもこここまで無得点と存在感を示せていない。ドイツ代表でのスタメン定着を目指す32歳は新天地での再出発を希望しており、ウェストハムも今冬の退団を容認したと報じられている。

 しかし、両選手ともに獲得へのハードルは低くなさそうだ。ザークツィーについては、マンチェスター・ユナイテッドが要求する移籍金や条件をミランが提示できるかが不透明とのこと。さらに、アフリカネイションズカップでカメルーン代表FWブライアン・ムベウモとコートジボワール代表FWアマド・ディアロが離脱することから、マンチェスター・ユナイテッドは移籍市場序盤での放出には応じない見通しだという。

 また、フュルクルクについてはヴォルフスブルクやアウクスブルクといったブンデスリーガ勢も関心を寄せており、獲得競争への参戦を余儀なくされる可能性があるようだ。

●ルイ・パトリシオが現役引退…EURO2016制覇の“立役者”にC・ロナウドも感謝「本当にありがとう」●シャビ・アロンソ監督の“解任危機”は続く…年内3試合が鍵に、次節敗戦の場合は大ナタも?●渦中のサラーがリヴァプール元主将ヘンダーソンと会談?…サウジ移籍の可能性も再燃●“不屈のライオン”カメルーン代表の混乱…2つのメンバーリストが存在、エトー会長が選考に介入?●インテル・マイアミがアルゼンチン代表MFデ・パウルの買取OP行使…アトレティコに約27億円支払いか