前の話を読む。サトコからの手紙を読んだ佐野は、サトコの変わらぬ様子に安心した。相変わらず横田との不倫をやめられないミチオ。しかし帰宅するとサトコから「話がある」と言われ…。
■深夜に夫婦で話し合い






■離婚話に慌てた夫は




■後継者になれない理由




■ここでも決められないミチオ…


サトコはミチオに離婚を切り出しました。
過去の自分の行いを反省し、ミチオが横田と不倫していることを知りながら、慰謝料も払う覚悟です。
過去を清算して、新たな人生を歩むために…。
いきなり離婚を切り出されたミチオは動揺し、本音を漏らします。
「会社を継げなくなる!」
ミチオを後継者にすることこそ、サトコが一番避けたかった事態です。
後継者になりたいがために、ミチオが自分と結婚を続けている本音を聞かされて、ショックを受けるサトコ…。
しかし気丈に「自分の結婚相手が会社を継ぐとは決まっていない」と言い返します。
サトコの返事を受けて「慰謝料をもらって離婚と、結婚を続けるのとどちらが得か」を考え出したミチオ。
そしてやっぱりすぐには決められないようで
サトコはミチオの返事を待つことになりました。
どこまでも自分本位のミチオ…。
真人間になってくれよ!
※このお話は作者とりまる、ねこぽちゃさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。