中央線の「夜行特急」が今月に運転! 想定されるニーズは?初めて「冬の臨時列車」として設定

JR東日本は、中央線と大糸線を走る夜行特急「アルプス」を初めて「冬の臨時列車」として2025年12月26日に運行します。

12月26日に運行

 JR東日本は、中央線と大糸線を走る夜行特急「アルプス」を初めて「冬の臨時列車」として2025年12月26日に運行します。

 往年の急行列車名でもある特急「アルプス」は、2024年夏から新規設定された夜行列車です。これまでゴールデンウィークや、夏~秋にかけての3連休前の金曜日などに定期的に運転されるようになっています。

 運行区間は下り新宿→白馬の片道のみ。途中停車駅は立川、八王子、松本、穂高、信濃大町です。

 JR東日本は特急「アルプス」の利用状況について「登山やハイキングなど多くのお客さまにご利用いただいている」(コーポレート・コミュニケーション部門)と話します。今回は「北アルプスエリアでのウィンタースポーツや帰省などへのご利用を見込んで設定した」とのこと。

 車両はE257系9両編成(全車指定席)で、東京と伊豆急下田を結ぶ特急「踊り子」用のE257系で運転されています。中央線の特急「あずさ」「かいじ」用のE353系ではなく、特急「踊り子」用のE257系で運転する理由について、JR東日本は「車両の使用状況や検査のスケジュールなどを考慮したうえで、使用車両を決定している」としています。

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