ANAに「新たな特別塗装機」出現 その“凝りすぎた”デザインの全容とは 運賃も「メチャ安」が登場…?

ANAが新たな特別塗装機「地域創生特別デザイン機」を就航させました。機体にはどのような経緯があり、そのデザインはどういったものなのでしょうか。

「JA58AN」が担当

 ANA(全日空)は2025年12月8日より、新たな特別塗装機『ANAふるさとJET』の運航を開始しました。

 担当機はボーイング737-800「JA58AN」。初便は同日のNH295便(羽田→鳥取)で、148名の乗客が搭乗しました。この機体は大阪・関西万博の特別デザイン機「EXPO2025 ANA JET」が新たなデザインで生まれ変わったもので、47都道府県すべての県花を機体全体にデザインし、全国各地の多様な魅力と活力が開花していく様を表現したといいます。

 また、この機体での運航便においては、2026年春をめどにCAがドリンクサービス時に特別デザインのエプロンを着けるほか、ドリンク提供に使用される紙コップも、特別デザインとなる予定です。

 このほかANAグループでは、地域創生の新たな取り組みとして2026年度下期より「ANA つなぐふるさとプロジェクト」を展開します。

 一例としては、12歳から25歳までのAMC(ANAマイレージクラブ)会員を対象とした「ユース運賃(スマートU25)」において、自治体とコラボした期間限定の運賃値下げなどを予定しているとのことです。この運賃では羽田~鳥取線は約1万2430円と設定されていますが、今回のプロジェクトでは自治体との協力を経て、これよりさらに安い運賃が展開される見込みとしています。

「やっぱり日本の地域、各地が元気にならなければ、日本全体が良くはならないと思います。ANAグループとしても、空の観点をしっかりと入れながら、一緒になって地域創生を盛り上げていって全国を一緒に良くしていければという風に思っています。」(原 雄三ANAホールディングス上席執行役員)

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