U-20日本代表、新監督に山口智氏の就任が決定「大きな責任を感じています」

 日本サッカー協会(JFA)は11日、2027年に行われるFIFA U-20ワールドカップを目指すU-20日本代表の新監督として、山口智氏の就任が決定したことを発表した。

 また、同チームのコーチングスタッフとしてコーチに菅原大介氏、GKコーチに高原寿康氏、フィジカルコーチに大塚慶輔氏が就任することも明らかになっている。

 現在47歳の山口監督は、現役時代にはジェフユナイテッド市原やガンバ大阪、京都サンガF.C.などでプレー。現役引退後は2016年にG大阪の強化部の強化担当に就任し、その後はG大阪のU-23のヘッドコーチやトップチームコーチ、ヘッドコーチを歴任。2021年から湘南ベルマーレのトップチームコーチに就任し、同年9月から監督を務めていた。

 就任5年目となった今シーズンは2025明治安田J1リーグを8勝8分け22敗、勝ち点「32」の19位で終え、9年ぶりにJ2降格となっていた。なお、山口監督は10月31日時点で2025シーズン限りで湘南の監督を退任することが発表されていた。

 新たにU-20日本代表の指揮官に就任した山口監督はJFAを通じて以下のようにコメントを発表している。

「今回、日本代表に関わらせていただき、大変光栄な思いです。来年はワールドカップがあります。いつの日かそのワールドカップの舞台に立って活躍する世代の選手たちと共に、新しくチームをスタートさせてもらえることに喜びを感じると共に、大きな責任を感じています」

「『謙虚に』、『地道に』、『大胆に』、『繋がって』。選手それぞれが成⾧していくことはもちろんですが、一人一人が繋がり、攻守にわたってスペシャルなモノを引き出し合う。そして、泥臭くハードワークをして戦えるチームを目指していきたいと思います。何事にも覚悟を持って向き合い、取り組んでいきたいと思います」

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