今季21戦25発のエンバペ、“大一番”マンC戦欠場の可能性? レアル・マドリードに大打撃か

 レアル・マドリードは10日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節でマンチェスター・シティと対戦するが、フランス代表FWキリアン・エンバペが同試合を欠場する可能性があるようだ。スペインメディア『マルカ』が9日に報じている。

 今回の報道によると、マンチェスター・シティ戦に向けた前日練習の中に、エンバペの姿がなかったという。エンバペは足の指を骨折した疑いがあり、同時に筋肉系の痛みも抱えながらプレーしているとのこと。現時点で練習参加は困難となっており、マンチェスター・シティ戦への出場が危ぶまれている。仮に出場できたとしても、時間を制限した上での起用となる可能性が高そうだ。

 さらに、エンバペだけでなく、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガもマンチェスター・シティ戦の前日練習を欠席した模様だ。ただし、同選手は今月3日に行われたラ・リーガ第19節前倒し分のアスレティック・ビルバオ戦(○3-0)の後から足首の痛みを訴えており、7日に行われた第15節セルタ戦(●0-2)は、メンバーにこそ入ったものの出番はなかった。カマヴィンガについても、マンチェスター・シティ戦は欠場の見込みだと伝えられた。

 現在、レアル・マドリードではスペイン代表DFダニエル・カルバハル、同試合DFディーン・ハウセン、オーストリア代表DFダヴィド・アラバ、元フランス代表DFフェルラン・メンディ、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが戦線を離脱中。8日にはブラジル代表DFエデル・ミリトンも左ハムストリングの負傷に見舞われたことが明かされ、全治までは約4カ月を要する見込みだと報じられた。

 今シーズン、エンバペはここまで行われたラ・リーガとCLの全21試合のピッチに立ち、25ゴールを挙げるなど、明確な数字を残してレアル・マドリードをけん引してきた。最終ラインの選手たちに続き、攻撃陣の中心選手までもを失うとなると、シャビ・アロンソ監督にとっては頭を抱える事態となりそうだ。

 なお、レアル・マドリードとマンチェスター・シティは、これで5シーズン連続の顔合わせとなる。昨季はラウンド16入りを懸けた決勝トーナメントプレーオフで対戦し、2戦合計6-3でレアル・マドリードが勝利。同試合、エンバペはファーストレグで1ゴール、セカンドレグではハットトリックを達成しており、強豪撃破に大きく貢献していた。

【ハイライト動画】昨季、エンバペはシティ戦でハットトリックの大暴れ

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