コモに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタがしばらく戦列を離れることになるようだ。7日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在33歳のモラタは今夏にミランから買い取り義務付きのレンタル移籍で、元スペイン代表のセスク・ファブレガス監督が率いるコモに加入。ここまでまだノーゴールに終わっているが、公式戦15試合に出場するなど、主力選手として起用されている。
そんなモラタは6日に行われたセリエA第14節のインテル戦(●0-4)に先発出場したものの、32分に負傷交代を余儀なくされていた。
状態に注目が集まっているなか、今回の報道によると、初期の検査では左大腿内転筋の腱損傷と診断されたという。今後さらなる検査を受ける予定となっているものの、回復には約2カ月を要する見込みであることが伝えられている。
これに伴い、今年9月には「監督が僕を必要としてくれるなら、来年のワールドカップに出場したい」とW杯出場に意欲を燃やしていたモラタだが、同月に招集されて以降、招集外となっているスペイン代表への復帰が遠のくことになり、W杯の選考レースからも遅れをとることになりそうだ。