W杯でのオランダ代表戦へ…上田綺世「モチベーションはすごくある」、渡辺剛「絶対勝ちたい」

 フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世と、DF渡辺剛がFIFAワールドカップ26でオランダ代表との対戦が決定したことに言及した。オランダ版『ESPN』が伝えている。

 FIFAワールドカップ26の組み合わせ抽選会が5日に開催。各グループの組み合わせが決定したなか、日本代表はグループFに入り、オランダ代表、チュニジア代表、欧州プレーオフBの勝者(ウクライナ代表/スウェーデン代表/ポーランド代表/アルバニア代表)と対戦することが決定した。

 2023-24シーズンからエールディヴィジ(オランダ1部)でプレーし、今季はここまで15試合で18ゴールを挙げ、得点ランキングで首位を独走している上田は、オランダ代表との対戦が決まったことについて聞かれると、「オランダと当たるということで、当たる以上はもちろん勝利を目指して頑張りますし、そこにモチベーションはすごくあります」と語った。

 続けて、「間違いなく僕らが挑戦する側ですし、しっかり準備して挑みたいと思っています」とオランダ代表戦への思いを明かしつつ、「僕らはそこを目指して活動していますし、その可能性は間違いなく高めてきたと思うので、その目標に向かって頑張りたいと思います」と目標としているW杯制覇に向けた意気込みを口にした。

 また、今夏にフェイエノールトに加入し、主力として出場している渡辺も「僕たちも楽しみにしていましたし、彼らも面白い一戦だと思っていると思うので、特徴の分かる選手もいますし、そういう意味では絶対勝ちたいし、そこでは仲間というよりは敵という感じでやりたいなと思っています」とオランダ代表との対戦に向けて言及した。

 さらに、「難しいグループに入ったということもそうだし、他の国も強いチームがいっぱいいるので、チャレンジャー精神を持って一戦一戦という感じです」とグループステージの組み合わせの印象を語りながら、「チャンスはあると思っていますし、そのために準備してそれが僕たちの目標です」とW杯優勝に向かって戦っていく決意を露わにした。

●大手データサイトがW杯“死の組”を選定…日本代表のグループFは上位3番目の評価値に●W杯グループFの展望…首位突破予想のオランダにとって日本代表は厄介な存在?●日本代表のW杯対戦国、オランダ代表&チュニジア代表とは2010年&2002年の本大会でも対戦…結果は?!●森保一監督、欧州2カ国との対戦決定も“信念”強調「優勝を目指して戦う目標を共有できている」●“再戦決定”日本代表の印象は? オランダ代表指揮官「常にコンディションが良い実力のある国」