レアル・マドリードを率いるシャビ・アロンソ監督がセルタ戦を振り返った。スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
ラ・リーガ第15節が7日に行われ、レアル・マドリードはホームでセルタと対戦した。試合は21分、エデル・ミリトンが太ももを負傷して途中交代を余儀なくされるというアクシデントが発生すると、53分にヴィリオット・スウェドヴェリの得点でセルタに先制される。その後、64分にはフラン・ガルシアがこの試合2枚目のイエローで退場し、レアル・マドリードは数的不利に。さらに90+2分にもアルバロ・カレーラスが審判に抗議したことにより退場し、直後の90+3分にもスウェドヴェリに得点を奪われ、レアル・マドリードは0-2でセルタに敗戦。首位バルセロナとの勝ち点差は「4」に広がった。
直近の公式戦7試合で勝利はわずか「2」と、調子を落としているレアル・マドリード。セルタ戦後、X・アロンソ監督は「みんな憤慨しているよ。望んでいた結果でも内容でもなかった。ミリトンの負傷も響いて、精神的に立ち直るまで苦労した」とコメント。「できるだけ早く、切り替えなければいけない。リーグ戦はまだまだ続く。チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦を控えている。そこで、この嫌なムードを払拭しなければいけない」と、悔しさを口にしつつ、次戦を見据えた。
また、F・ガルシアとカレーラスの退場処分について「審判の判定に振り回されてしまった。退場の場面もそうだし、全体的に基準が甘く、良くなかったと思う。アルバロ(・カレーラス)への退場処分もかなり疑問だ。強引な判定に見えた。それが気に入らなかったし、それで少し動揺してしまった。今日の判定は好きにはなれないね」と、審判の判定に対して不満を口にした。
レアル・マドリードはこの後、10日に行われるチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第6節でホームにマンチェスター・シティを迎える。
【ハイライト動画】レアル・マドリードvsセルタ