C・パレス指揮官「チームが勝利を渇望していた」 フルアム撃破でプレミア4位に浮上

 クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督が、フルアム戦を振り返り、「チームが勝利を渇望していた」と語った。イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第15節が7日に行われ、クリスタル・パレスはアウェイでフルアムと対戦。試合は20分、エディー・エンケティアの得点でクリスタル・パレスが先制したが、38分にハリー・ウィルソンの得点でフルアムが追いつく。その後、1-1のまま迎えた87分、クリスタル・パレスは左CKのチャンスからマーク・グエイのヘディング弾で勝ち越し。試合はそのまま終わり、クリスタル・パレスが2-1でフルアムを下した。なお、フル出場した鎌田大地は得点やアシストこそ記録しなかったものの、攻守にわたって勝利に貢献した。

 この結果、クリスタル・パレスは5位チェルシーとの勝ち点差「1」、3位アストン・ヴィラとの勝ち点差「4」のプレミアリーグ4位に浮上した。試合後、オリヴァー・グラスナー監督は「誇りに思うのは、引き分けで試合を終えようとしたのではなく、チームが勝利を渇望していたことだ。だからこそ勝ち点を手にすることができた」と、チームが勝利にこだわった姿勢を評価し、次のように続けた。

「プレミアリーグでは常に接戦が続くが、我々は得点力と堅い守備を常に両立させることができている。多くの選手の名前を挙げることができるが、この結果は、チームの全員が努力したからこそだ。それが、我々を現在の順位に導いている」

 なお、『BBC』によると、クリスタル・パレスは2024年3月にグラスナー監督が就任してから現在まで、アウェイでの33試合(14勝10分け9敗)で勝ち点「52」を獲得しているとのこと。同期間中にアウェイにおいて獲得した勝ち点で上回るクラブは、アーセナルの「65」、リヴァプールの「57」、そしてマンチェスター・シティの「55」のみだという。

【ハイライト動画】鎌田はフル出場 フルアムvsクリスタル・パレス

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