J2降格の新潟、船越優蔵監督の就任を発表…U20日本代表指揮官が“古巣帰還”「このチームを必ず『進化』させる」

 アルビレックス新潟は7日、船越優蔵監督の就任を発表した。

 J2に降格した“古巣”への帰還となる。1977年6月12日生まれの船越氏は現在48歳。現役時代にプレーした、アルビレックス新潟のジュニアユースで指導者キャリアを始めると、世代別の日本代表の監督も歴任。先の2025 FIFA U-20ワールドカップに臨んだU-20日本代表でも指揮を取り、グループステージ全勝突破での16強に導いていた。

 再出発を図るアルビレックス新潟の新監督に就任する船越氏は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「来季より、アルビレックス新潟の監督に就任することになりました、船越優蔵です。選手として、指導者としても歩ませてもらった大切なクラブを率いる機会をいただき、光栄であると同時に大きな責任を感じ、身の引き締まる思いです。そして今、私の掲げる目標はただ一つ、このチームを必ず『進化』させることです」

「私はこれまでも、新潟という街がクラブを支え、勝利の瞬間も苦しい時期も、変わらず共に歩んできた姿を間近で見てきました。スタジアムに響く声援、街中で交わされる温かい言葉、サポーターの皆さんの情熱、そして常にクラブを信じ続けてくれるその想いにチームは何度も力をもらってきたことでしょう。その想いに応えられるように全身全霊を尽くしますので、どうか一緒に戦ってください。よろしくお願いいたします」

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