オーストリアらと同組…W杯防衛へアルゼンチン指揮官「簡単な相手はいない。すべての試合を戦うだけ」

 アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督が、FIFAワールドカップ26の抽選結果を受けてコメントした。『ESPN』が伝えた。

 2大会連続4度目の優勝を目指す“アルビセレステ”は、アルジェリア代表(3大会ぶり5回目)、オーストリア代表(7大会連続8回目)、ヨルダン代表(初出場)と同じグループJに入った。首位か2位でラウンド32に進出した場合は、グループHのスペイン代表やウルグアイ代表といきなり対戦する可能性がある。

 W杯のトロフィーを壇上に持ち込む大役を担ったスカローニ監督は抽選後、「2022年にも述べたように、簡単な対戦相手はいない。すべての試合を戦うだけだ」とコメント。「(アルゼンチンの突破が)当然のこととは全く思わない。机上では、次のラウンドに進むために全てを払わなければならないグループだ」と、それぞれの対戦相手をリスペクトした。

 オーストリアについては「素晴らしい予選だった」とその実力を評価。アルジェリアについても「素晴らしい選手と、フランスや他の国々に逸材を送り出す大規模なユースアカデミーがある」とコメントした。

 初出場のヨルダンに対する警戒も怠らない。蘇るのは、サウジアラビアに1-2で敗れた衝撃的な前回カタール大会の開幕戦。「私たちはそのような経験を持っている。目の前の試合を戦うだけだ」とスカローニ監督は意気込みを示した。

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