レアルの“本職”右SBが再び不在に…A・アーノルドが左太ももの負傷で2カ月の離脱か

 レアル・マドリードは4日、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの負傷状況を報告した。

 スーペルコパ・デ・エスパーニャの日程の関係で前倒し開催となったラ・リーガ第19節が3日に行われ、レアル・マドリードは敵地でアスレティック・ビルバオと対戦。試合開始早々にキリアン・エンバぺの得点で先制すると、42分にエドゥアルド・カマヴィンガが追加点を記録。さらに後半にもエンバぺがネットを揺らし、3-0で完封勝利を収めた。

 3ポイントを獲得した一方、この試合ではスタメン出場を果たしたA・アーノルドが、左足を痛めた影響で54分にピッチに座り込んでしまい途中交代。さらに69分には、カマヴィンガも左足首を負傷し、ピッチを後にしている。

 そして試合翌日にクラブは、A・アーノルドの検査結果について「左大腿四頭筋大腿直筋の筋損傷と診断された」と発表。クラブは離脱期間を明かしていないものの、スペインメディア『COPE』は「2カ月の離脱を確認した」と報道した。

 今夏、リヴァプールから加入したA・アーノルドは、9月中旬に行われたマルセイユ戦でハムストリングを負傷。試合復帰まで1カ月半を要していたが、再び戦線離脱することになってしまった。

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