セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央とFW前田大然のパフォーマンスには高い評価が与えられている。
スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第15節が3日に行われ、セルティックはダンディーと対戦。試合は11分にヤン・ヒョンジュンの放ったシュートをGKが防いで高く上がったボールに前田が反応して頭で競り勝って先制点を挙げると、これが決勝点となり、1-0で完封勝利。5連勝を飾ったセルティックは1試合消化試合数が少ない状況ながら、首位ハーツと勝ち点「32」で並ぶことに成功した。
マーティン・オニール暫定監督体制でのラストマッチとなったこの試合には旗手と前田が先発出場し、旗手は81分までプレーしたほか、今季リーグ戦5得点目を挙げた前田は得点シーンで頭部を負傷したものの、包帯を巻いてフル出場を果たした。なお、山田新と稲村隼翔はメンバーから外れていた。
試合後、選手採点を発表したスコットランドメディア『グラスゴー・ワールド』は、旗手にチーム最高となる「8」点をつけ、「前田の先制点に繋がるヤンへの素晴らしいスルーパスを通した。終始チームを牽引し、大差でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた」と絶賛した。
また、決勝点を挙げた前田には「7」点をつけ、「先制点を挙げた際には勇敢なプレーを見せ、いつものようにボールを一つ一つ追い続けた。もし彼が1月に退団することになれば、セルティックは彼の粘り強さとエネルギーの代役を見つけるのに苦労することになるだろう」と賛辞を送っている。
【ハイライト動画】前田大然の決勝点でオニール暫定体制最終戦も白星!
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