サンフレッチェ広島は4日、フランス人FWヴァレール・ジェルマンとの契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。
現在35歳のジェルマンはモナコやマルセイユ、モンペリエなどでプレーし、リーグ・アン(フランス1部)では通算313試合出場61得点を記録したストライカー。U-21やU-23のフランス代表にも選出された経歴を持っており、今年2月にマッカーサーFC(オーストラリア1部)から広島に加入し、今シーズンはここまで2025明治安田J1リーグで23試合出場2得点、2025JリーグYBCルヴァンカップで7試合出場2得点、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会で5試合出場を記録していた。
今季限りでの契約満了が決定したジェルマンは広島のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「サンフレッチェファミリーの皆様へ 私の広島での旅は終わりを迎えることになりました。サッカー選手として、そして一人の人間として、本当に素晴らしい経験でした! ピッチ内外におけるすべての瞬間に心から感謝しています」
「常にチームを鼓舞し後押ししてくださった皆さんと共に作り上げたスタジアムの素晴らしい雰囲気を、私はいつまでも忘れることはないでしょう。そして、チームメイトと共にタイトルを獲得できたことを心から誇りに思います。これからはサンフレッチェの大ファンとして過ごしていきます」
「広島の皆様へ 日本人の代名詞とも言える寛大さと礼儀正しさをもって私と家族を温かく迎えていただきありがとうございました。広島は私たちの心の中で特別な場所であり続けます。最後に、今シーズン素晴らしい時間を共に過ごしたチームメイトとコーチ陣、すべてのスタッフに対して心からの感謝をお伝えするとともに、サンフレッチェのさらなる飛躍を祈っています。ありがとうございました。またお会いしましょう。ヴァレール・ジェルマン」
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