就役を控えた「海自の最新潜水艦」ついにロゴマークが決定! SNSでは「素晴らしい」「センス良すぎ」の声

海上自衛隊は、2026年3月に就役する予定の潜水艦「ちょうげい」のロゴマークを決定したと発表しました。

潜水艦「ちょうげい」のロゴが決定

 海上自衛隊は2025年12月2日、潜水艦「ちょうげい」のロゴを決定したと発表し、デザインを公開しました。

 ロゴは「ちょうげい」のぎ装員による選考を経て、決定されたものです。大波と桜吹雪、尾ひれを上げて泳ぐ鯨が描かれたものとなっています。

 考案者の車田茉由さん(神奈川県)は、デザイン意図について「艦名の由来となっている鯨の大きさを押し出しつつ、円形に近いロゴマークに収まる形にするために、クジラは手前に向かってくるような奥行きのある描き方を採用しました」とコメントを寄せています。

 公表されたデザインに対し、SNSでは「素晴らしいデザインですね」「センス良すぎ」「前を向いた凛々しく躍動感のあるクジラの姿、とてもいいと思います」などの声が寄せられています。

「ちょうげい」は、たいげい型潜水艦の5番艦。2025年10月4日に三菱重工神戸造船所(神戸市兵庫区)で進水しており、2026年3月に就役する予定となっています。

 艦名は漢字では「長鯨」と書き、巨大なクジラを意味するこの名称を海上自衛隊が用いるのは初めてです。旧日本海軍では2度の採用例があり、初代は幕末から明治時代にかけて運用された外輪汽船「長鯨丸」で、2代目は1924(大正13)年8月に就役した潜水母艦「長鯨」でそれぞれ命名されています。

「ちょうげい」の全長は84.0m、幅9.1m、深さ10.4m、基準排水量約3000t。乗員は約70名、主機関はディーゼル電気推進で、プロペラひとつの1軸推進式です。

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