ペップ、マンCの“生え抜き”フォーデンの残留願う「彼は特別な選手」 契約期間は残り18カ月

 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、イングランド代表MFフィル・フォーデンのキャリアについて言及した。2日、クラブの公式サイトが同指揮官のコメントを伝えている。

 現在25歳のフォーデンはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2017年11月にトップチームデビュー。ここまで公式戦336試合出場106ゴール64アシストを記録している。2023-24シーズンにはプレミアリーグで19ゴール8アシストをマークし、リーグの年間最優秀選手(MVP)に輝いた。

 昨シーズンはコンディションが整わず本領発揮とはならなかったが、11月29日に行われたリーズ戦では、2ゴールを挙げる大活躍。後半アディショナルタイムには決勝点を決め、チームを勝利に導いている。

 そんなフォーデンの現行契約は2027年6月までとなっていることから、去就に関する話題が浮上。先月、イギリスメディア『スカイスポーツ』は、クラブとフォーデンが契約延長交渉を開始すると報じていた。そして、グアルディオラ監督は同選手について、「彼がキャリア通してここでプレーし続けることを願っている。彼は特別な選手であり、アカデミー出身のマンチェスター・シティファンだ。そのことに疑いようの余地はない」と、生え抜きのクラブ残留を願った。

 リーズ戦の得点で今シーズンの得点数を「6」に伸ばしたフォーデン。指揮官は2シーズン前の活躍を披露することを期待しており、「前回、我々がプレミアリーグを制覇した時、彼は最高の選手だった。何ゴール決めたかわからないが、たくさん得点を挙げたよね」とコメントした。

 さらにリーグ制覇のためには最前線の選手だけでなく、その下でプレーする攻撃的な選手の得点が必要との見解を示し、「成功するためにはストライカーだけでなく、ウイングと攻撃的MFの力が必要だ。我々がトレブルした年には(イルカイ)ギュンドアンがたくさんのゴールを決めた。だからそれが必要なんだ」と語っている。

【動画】フォーデンの決勝点でマンCが勝利

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