リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、ウェストハム戦で未出場に終わったエジプト代表モハメド・サラーについて言及した。2日、現地メディア『リヴァプール・エコー』が同指揮官のコメントを伝えている。
今シーズンのリヴァプールは、開幕から公式戦戦7連勝を飾ったものの、その後は12試合で3勝9敗と不調に陥っていた。そんななか、リヴァプールは11月30日にプレミアリーグ第13節でウェストハムと対戦。敵地でアレクサンデル・イサクとコーディ・ガクポの得点で2-0と勝利を収め、公式戦4試合ぶりの白星を手にした。
この一戦では、エースのサラーが今季のリーグ戦で初めてスタメンの座から外れることに。さらに途中出場の機会も訪れず、90分間ベンチから戦況を見守った。
スロット監督は、プレミアリーグ第14節サンダーランド戦の前日会見に出席し、出場しなかったことでサラーが不満を抱えているか問われると、「我々のためにプレーできるほどの実力を持っている選手にとって、それ(不満を抱くこと)は普通の反応だと思う」とコメント。さらに「選手はプレーできないことに不満を持つが、それは彼だけではないはずだ。でも、彼の振る舞いはプロフェッショナルだったし、チームメイトをサポートし、自分自身をうまくコントロールしていたと思う」と、エースのベンチでの姿勢について言及した。
また、指揮官はサラーの今後の活躍も期待しており、「3日ごとに高いレベルの試合に出場しなければならない選手はそう多くはないが、彼は規律正しく、コンディションを維持するために何をすべきか知っている。彼は常にトップクラスのプロであり続けるだろう」と語った。
なお、今月21日からはアフリカネイションズカップ2025がモロッコで開催。エジプト代表も参戦するため、サラーもクラブから一時離脱することになる。指揮官は「12月15日に出発する」とし、12月20日に予定されているトッテナム・ホットスパー戦以降は、サラー抜きで戦うことになる。
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