バルセロナに所属するウルグアイ代表DFロナルド・アラウホはしばらく戦列を離れることとなりそうだ。12月1日、イギリスメディア『アスレティック』やスペイン紙『マルカ』が伝えている。
報道によると、現地時間1日月曜日にアラウホの代理人がバルセロナの練習施設を訪れ、精神的回復を目的とした休養期間を要求したとのこと。チェルシーとのチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節で退場処分となり、多くの批判に晒された同選手は現在プレーできる状態ではなく、デコSD(スポーツディレクター)はクラブとして回復に必要な時間を与えることを約束したようだ。
休養期間は無期限とされており、チームへの合流時期も現時点では未定。現地時間2日に控えるアトレティコ・マドリードとのラ・リーガ第15節も欠場する見込みだ。バルセロナを率いるハンジ・フリック監督はアラウホの離脱について「ロナルドはプレーできる状態ではない。個人的な問題であり、これ以上話すことはできない」とコメントしている。
アラウホは現地時間29日に行われたラ・リーガ第14節アラベス戦にも帯同せず。当初は胃腸炎による欠場と見られていたが、この時からメンタルのコンディションが整っていなかったようだ。『マルカ』はチェルシー戦の退場処分への厳しい批判は氷山の一角に過ぎず、アラウホが直近数週間に渡って精神的な問題に苦しんでいた報じている。
現在26歳のアラウホはバルセロナのカンテラ出身で、2019年にトップチームデビューを飾った。公式戦通算190試合出場12ゴール7アシストという成績を残しており、今シーズンもここまで15試合に出場している。
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