猛抗議で退場のパケタが謝罪も…賭博違反疑惑をめぐるFAのサポート不足を批判「馬鹿げている」

 ウェストハムに所属するブラジル代表MFルーカス・パケタが、自身の退場処分に関する声明を発表した。

 プレミアリーグ第13節が現地時間11月30日に行われ、ウェストハムは本拠地『ロンドン・スタジアム』にリヴァプールを迎えた。1点ビハインドで迎えた83分、判定に異議を唱えてイエローカードを提示されたパケタが、その後も主審に対して執拗に抗議し、2枚目の警告を受けて退場に。数的不利となったチームはその後1点を追加され、0-2で敗れた。

 試合後、パケタは自身の公式X(@LucasPaqueta97)を更新し、レッドカードを提示された場面について言及。「今は悪役のように見えてしまうことは理解している。僕の人生と精神に引き起こされたすべてのことを抱えて生きていくのは難しい。これ以上影響を受けないように努力し続ける。これらは僕の行為を正当化するものではない。ファンとチームメイトに心から謝罪する」と綴っている。

 さらに、イギリスメディア『スカイスポーツ』が退場について「馬鹿げた行動」と批判した投稿を引用しつつ、「連盟からの精神的なサポートを受けられず、2年間も人生とキャリアに影響を及ぼされるなんて本当に馬鹿げている。もしかしたら、この馬鹿げた行動は僕がこれまで耐えてきたこと、そしてこれからも耐え続けなければならないことを反映しているのかもしれない。完璧じゃなくて申し訳ない」と意味深なコメントを残した。

 パケタのこの投稿は、国際サッカー連盟(FIFA)やイングランドサッカー協会(FA)による調査が続いていた賭博規則違反疑惑についてのものと見られている。2022年から翌年にかけての合計4試合で意図的にイエローカードをもらった疑いがかけられ、長期出場停止処分の可能性も取り沙汰されていたが、今年8月に無罪が確定。調査中の昨年10月にはFAに情報漏洩に関する調査を要請していた。

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