2025年もタイトリストがPGAツアーを“完全制圧” ボール使用率は驚異の73%、ドライバー・アイアンNo.1も長期継続

ハワイでの開幕戦からシーアイランドでの最終戦まで、全46試合が行われた2025年のPGAツアー。ダレル・サーベイの調査によると、今シーズンも最高峰の舞台で最も信頼されたブランドは、やはりタイトリストだった。同社のツアーレポートによると、ボール・ドライバー・アイアン・ウェッジの主要カテゴリで他を圧倒する使用率No.1を記録したとか。
■ボールは2位に7倍以上の大差、使用率「73%」
 
もはや「敵なしの状態」と言えるのがボール部門だ。2025年シーズンの全試合において、タイトリストは圧倒的な使用率No.1を獲得。『プロV1』および『プロV1x』の使用率はなんと73%に達し、2位メーカー(9%)に7倍以上もの大差をつけた。
 
また、6月にオークモントCCで開催された「全米オープン」では、77年連続でのボール使用率No.1という金字塔を打ち立てている。
勝利数においても他を凌駕しており、全日程の半数以上の【26試合】でタイトリストのボール使用者が優勝。「全米プロ」や「全英オープン」のメジャー大会でも、世界ランク1位のスコッティ・シェフラーが契約外で『プロV1』を使用し、キャリア4つ目、5つ目のメジャータイトルをつかみ取っている。
 
■ドライバーは『GT』が勝利に貢献、7季連続No.1
 
ドライバー部門でもその地位はまったく揺るがない。タイトリストは7シーズン連続でPGAツアー使用率No.1を達成。2025年の平均使用率は40%を記録し、2位メーカーの24%を大きく引き離した。
特筆すべきは、最新モデルの貢献度だ。今季のタイトリストドライバーによる勝利数は14勝だが、そのうち11勝が『GT2』または『GT3』によるもの。高いパフォーマンスと一貫性が、ツアーの現場で実証された形になる。
 
■アイアンは12季連続No.1で、UTIも58%!
 
アイアン部門でも、タイトリストは過去22シーズンのうち21回、そして現在は12シーズン連続でトップの座に君臨している。2025年のアイアンセット使用率は33%で、2位(15%)の倍以上の数字を叩き出した。勝利数もトップタイの12勝を挙げている。
また、ロングゲームを支えるハイブリッド(51%)とユーティリティアイアン(58%)においては、タイトリスト以外の全ブランドを合計した数よりも多く使われているという驚くべき結果が出ている。
 
■ウェッジはシェア56%で勝利数でも圧倒
 
ショートゲームの要のウェッジ部門では、ボールに次ぐ鉄板である『ボーケイ・デザイン』が2004年以来、不動のNo.1を守り続けている。2025年のギャップ、サンド、ロブウェッジの使用率は56%に達している。
ボーケイウェッジを【少なくとも1本使用】する選手の勝利数は、今季26勝。2位メーカーの9勝と比較すれば、その信頼度の高さは一目瞭然。ドライバーからボールまで、2025年も「ツアーNo.1」の称号を総なめにしたタイトリスト。数字が証明するその圧倒的な性能と信頼は、来シーズンも決して揺らぐことはないだろう。

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