女子プロの中には、古いギアを使用し続けるケースが見られる。今回はスコアに直結する愛用パターを紹介したい。
【西郷真央】
PT:オデッセイ WHITE HOT OG ROSSIE ※2021年発売モデルロッシーは、オデッセイのマレット型の代表格5番と似ているが、幅が広く“少し異質”と言われるモデル。鉛をソール全面に貼って、ヘッドの重さを生かしてストロークしている。
【河本 結】PT:オデッセイ WHITE HOT OG ROSSIE S(3.5度/MC PUTTER X-FIRM)※2022年発売モデルグリーンの速さに応じて、モデルは替えずに、3.5度や4度のロフト角の異なるパターを使い分けている。本来は3度のパターを0.5度寝かせている。西郷が使うパターとの違いはネック。河本はショートスラントネックを使う。
【岩井明愛】
PT:テーラーメイド スパイダーX カッパーホワイト スモールスラント ※2019年発売モデル元々はブレードパターを使う選手をマレットパターに替えるために設計されたモデル。ウェイトはソール前部に配置され、マレット型でもフェース開閉を生み出す。「自分はテーラーメイドの形、モデルが好きで、ローリー・マキロイが好きなんですけど、彼が使っているパターというのもあります」
【藤田さいき】PT:オデッセイ WHITE HOT OG ROSSIE S(3.5度/N.S.PRO)※2022年発売「最新モデルは打音がカンと出るので、打感を柔らかく感じます。この特注フェースはもうちょっと打感が手に伝わるくらい硬めのイメージを持っています。この打音とか打感がすごい好きなんです。初代のホワイトホットに近いのが私はいいんです。打感が硬めの方が、タッチが出しやすくて好きなんです」
絶妙なタッチが必要とされるパターほど、手になじんだモデルが手放せないのだろう。
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