明治安田J2リーグ最終節、ジェフユナイテッド千葉はホームでFC今治と対戦し、5-0と大勝した。千葉の最終順位は3位となり、来週末から始まるプレーオフ経由でのJ1昇格を目指す。
コイントスに勝利した今治がエンドチェンジを選択し揺さぶりをかけてきたものの、勝つしかない千葉は11分にカルリーニョス・ジュニオのPKで幸先良く先制。31分にはセットプレーからキャプテン・鈴木大輔が追加点を挙げ、2-0で前半を折り返した。理想的な展開の中、左サイドで存在感を示していた椿直起が負傷し、そのまま担架でピッチを後にした。
後半開始から椿に代わって杉山直宏が投入される。「急だったので体の準備は100パーセントではなかった」と振り返ったが、最初のプレーでいきなり得点を演出する。カルリーニョスのスルーパスに抜け出してクロスを供給すると、相手DFに当たってオウンゴールに。杉山は「ファーストプレーでアシストというか、ゴールに絡めたのは良かった」と振り返った。
千葉の得点後のお決まりといえば、サポーターと一体になって行う“ジェフ三唱”だ。オウンゴールの際の明確なルールはないが「俺がやっていいのかな?と思ったんですけど、(石川)大地くんも『やれよ』と言ってくれたので。ありがたいです」と、オウンゴールを誘発した杉山がジェフ三唱を行った。今季はJ2第15節のアウェイ今治戦でもオウンゴールを誘発してジェフ三唱を行っており「またオウンゴールなので、そろそろ自分のゴールを決めないとみんなに言われる(笑)。でも、オウンゴールでも当たり前のように煽ってくれるのはありがたいです。そろそろゴールを決めます!」と、J1昇格プレーオフ1回戦・RB大宮アルディージャ戦で“正真正銘のジェフ三唱”を誓った。
負傷交代となった椿の状態は気がかりで、次戦は杉山がスターティングメンバーに名を連ねる可能性もある。「準備はいつでもできてるつもりです。スタメンで出ても途中から出ても、自分のやるべきことを100パーセントできるように準備したい」と杉山。千葉は3位のためホーム開催となり、さらに引き分けでも突破できるアドバンテージを得た。杉山はロアッソ熊本時代にもJ1昇格プレーオフを経験しており、「リーグとは違う緊張感がある」と語る。「それでも、やっぱりフクアリ(フクダ電子アリーナ)で戦えるアドバンテージは大きいと思います。しっかりと勝ちたい」と力を込めた。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
【ゴール動画】白熱のJ1昇格争い!
関連リンク
