J3松本の早川知伸監督が今季限りで退団…J2昇格を逃した悔しさを語る「すべての責任は自分に」

 松本山雅FCは28日、早川知伸監督が契約満了により今季限りで退団することをクラブ公式サイト上で発表した。

 松本のクラブ公式サイトは「早川 知伸監督 退任のお知らせ」と題したリリースを掲載。「このたび、松本山雅FCでは、早川知伸監督が2025シーズンをもちまして、契約満了により退任することとなりましたのでお知らせいたします」と伝えた。

 同サイトには、次のように早川監督のコメントが掲載されている。

「松本山雅FCを支えてくださった全ての皆様へ」

「2025シーズンをもって退任することになりました。今シーズンは、『昇格』のミッションを強い覚悟と責任で臨んだシーズンではありましたが、このような結果、成績になってしまったこと、すべての責任は自分にあると感じております。心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」

「1つだけ心残りと言えば、最後のホームゲーム4試合をサンプロ アルウィンで開催ができなかったことです。聖地アルウィンでの試合は、やはり特別なものです。あの雰囲気、素晴らしい景色、そして『One Soul』と響く、最高の応援の前で試合ができることは本当に幸せなことでした。そのアルウィンで試合ができることが当たり前と思っていましたが、使用できなくなったことで、あらためてアルウィンの素晴らしさに気づくことができました」

「今シーズン、松本山雅FCを支えていただいたファン、サポーター、そしてパートナー企業の皆様、ボランティアの皆様、そして地元松本で応援してくださった皆様には、大変感謝しております。本当にありがとうございました」

「松本で過ごした3年間は、本当に最高の時間でした。今後の松本山雅FCの発展と、またいつの日かアルウィンが満員になる日を願っています。ありがとうございました。 早川知伸」

 早川監督は、1977年7月11日生まれの48歳。現役時代は浦和レッズや横浜FC、ジェフユナイテッド千葉(期限付き移籍)でプレーし、2010シーズン終了をもって現役を引退した。引退後は指導者の道に進み、横浜FCでユースコーチや監督を経験。2025シーズンより松本の監督に就任した。

 2021シーズン以来となるJ2復帰を目指した今季、松本は2025明治安田J3リーグで順位を上げられず苦戦。現在は10勝10分17敗の15位に沈んでおり、J1も経験したクラブとして屈辱的な成績となっている。

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