国内リーグ首位、CL全勝同士の大一番へ!…アルテタ監督が意気込み「立ち位置を測る絶好の機会」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がバイエルン戦への意気込みを示した。25日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 今夏の大型補強も奏功し、プレミアリーグで首位を快走中のアーセナル。チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズでも盤石の戦いを見せており、アスレティック・ビルバオ、オリンピアコス、アトレティコ・マドリード、スラヴィア・プラハを次々と撃破して開幕4連勝。ここまで無失点と堅守が光り、データサイト『Opta』が第4節終了時点で算出した優勝確率は「22%」で36チーム中トップとなっている。

 現地時間26日の第5節で本拠地『エミレーツ・スタジアム』に迎えるのはバイエルン。アーセナルと同じくここまで無傷の4連勝を飾っており、ブンデスリーガでも首位に君臨している。CLでの通算対戦成績はアーセナルの3勝3分8敗。2023-24シーズンの準々決勝では2戦合計2-3で敗れており、アーセナルにとっては分が悪い相手だ。

 宿敵トッテナム・ホットスパーを4-1で粉砕し、良い流れの中で迎える“ドイツの盟主”との大一番。アルテタ監督は「この大会では、まさにこうした試合に臨みたいと考えていた。我々はリーグ戦とCLで安定した成績を残しており、バイエルンも同様だ。明日の試合は我々の立ち位置を測る絶好の機会になるだろう」とコメントしつつ、次のように意気込みを示した。

「勝利への意志は変わらない。準備期間は短かったが、今回も非常に効率的で良い準備ができた。この試合の重要性は理解している。我々は非常に調子が良く、それを確実に維持したいと思っている。同時に、美しくも非常に厳しい試合が待ち受けていることも認識しているよ。相手はバイエルンだが、絶対に倒すつもりだ」

 また、前線の負傷者たちについても言及。「(ノニ・)マドゥエケと(ガブリエウ・)マルティネッリは出場可能だ。マルティン(・ウーデゴーア)についてはこれから会議を開いて決定する。前回の試合でも出場まであと一歩だったので、メンバーに入れることを期待している」と語った一方で、「ヴィクトル・ギェケレシュとカイ・ハヴァーツは良くなっているが、週末に起用できるかどうかこれから見ていきたい」とセンターフォワード(CF)を主戦場とする2選手の欠場を明言した。

 アーセナルとバイエルンの一戦は日本時間27日の午前5時にキックオフされる。

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