堂安律が語る欧州最高峰の舞台CL「まったく別次元」…“巻き返し”へ求められる役割とは?

 フランクフルトに所属する日本代表MF堂安律が、新天地での日々や欧州最高峰のチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーについて語った。25日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 日本代表で「10番」を背負う堂安はフライブルクでの活躍を経て、今夏にブンデスリーガの強豪フランクフルトへ完全移籍。すぐさま右ウイング(WG)の定位置を掴み、ここまで公式戦16試合で5ゴール5アシストと新天地でも輝きを放っている。

「初めてここに来た時は、もちろんすべてが新鮮でした。この街とクラブで働く人々を本当に気に入っています。時間とともにどんどん慣れてきましたし、今はすべてが順調です」と新天地での充実ぶりを語る堂安。27歳にして辿り着いたCLについては次のようにコメントしている。

「CLでの個々のクオリティーやインテンシティーはまったく別次元です。しかし、僕たちは優れたチームですし、良いパフォーマンスを発揮できると確信しています。全力で戦い、自分たちの持ち味を発揮しなければなりません。試合結果を見てみると、多くのゴールを決めている一方で、失点も多いです。チーム一体となり、バランスを取る必要があります。経験のある選手として、それに貢献することも僕の役割だと思っています」

 堂安の言葉にもある通り、今シーズンのフランクフルトは大量得点で勝利する試合がある一方、失点を重ねて敗れる試合が目立つ。CLリーグフェーズでは初戦でガラタサライに5-1で大勝したものの、アトレティコ・マドリードとリヴァプールに1-5で敗戦。直近のナポリ戦はスコアレスドローに終わり、ここまで1勝1分2敗の勝ち点「4」で暫定27位に低迷。攻撃だけでなく守備での貢献も求められる中、堂安はそうした役割にも手応えを示している。

「攻撃的なWGとしても、守備的なWGとしてもプレーできると思っています。フライブルクと代表チームでは守備的な役割も担ってきたので慣れています。どちらのポジションでもプレーするのも好きです」

 現地時間26日には本拠地『ヴァルトシュタディオン』でアタランタと対戦。堂安は「雰囲気は特別なものになるでしょう。僕たち選手にとってもCLでプレーすることは常に特別なので、試合を楽しみにしています」と語った。

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