チェルシーに所属するスペイン代表DFマルク・ククレジャが、バルセロナに所属する同代表FWラミン・ヤマルとの対戦を振り返った。
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節が25日に行われ、チェルシーはバルセロナと対戦。27分にショートコーナーの流れからオウンゴールで先制点を手にすると、44分からは数的有利となり、55分には見事なドリブル突破からエステヴァンが追加点を挙げたほか、73分にはリアム・デラップにも今季初ゴールが生まれ、3-0で快勝した。
試合前からスペイン代表のチームメイトであるヤマルとのマッチアップに注目が集まっていたククレジャはフル出場し、ヤマルを抑え込んだほか、ロナルド・アラウホの退場も誘発するなど、完封勝利に大きく貢献してこの試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された。
試合後、『Amazon Prime』でククレジャは「本当に良いプレーができた。パスを繋いで、ボールを失わないという情熱を持っていた。多くのチャンスも作れていたし、勝利に値していたと思う」と振り返った。
注目されたヤマルとの対戦については「彼の利き足は左で、もし彼を中央に誘うことができれば、チームメイトがそこにいる。だから、彼の苦手な足の方である彼の右サイドのスペースを空けようとした。もし、彼が右足で何かを生み出していたら、僕は彼を祝福するしかなかった」と対策を施していたことを明かした。
また、この試合ではヤマルと同じ18歳のエステヴァンが圧巻の一撃を決めたことも話題となっているなか、両選手の違いについてククレジャは「難しい問題だ。僕が両選手に最も惹かれているところは、良いプレーをするかに関わらず、ボールを要求するところだ。彼らには個性がある。最も大きな違いは、エステヴァンはヨーロッパに来たばかりだということだ」と両選手ともに特別な才能の持ち主であると語った。
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