バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、チェルシー戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節が25日に行われ、バルセロナはチェルシーと対戦。27分にショートコーナーの流れからオウンゴールで先制点を許すと、44分にはロナルド・アラウホが2枚目のイエローカードで退場となってしまったことも影響し、55分にエステヴァンに、73分にはリアム・デラップにも追加点を奪われ、0-3で敗れた。
この結果、イギリスメディア『Squawka』によると、バイエルン指揮時から含めてフリック監督が率いるチームは、CLでは35試合連続で得点を挙げていたが、同監督にとってはCLで初めて無得点で試合を終えることになったという。
また、データサイト『OPTA』によると、2023年11月にシャフタール・ドネツクに0-1で敗れて以来、バルセロナは2009年から2012年にかけて記録した29試合という最長記録に次いで、CLでは22試合連続でゴールを記録していたが、この記録もストップしたことが伝えられている。
試合後、フリック監督は「非常に良いスタートを切って、先制点を決める絶好のチャンスもあった(フェラン・トーレスのシュートは枠を外れた)。チェルシーが非常に強いチームであることは知っていたから、選手が一人欠けた中でここで勝つのは容易ではなかった」と振り返った。
続けて、「私たちはあらゆることを試みた。チームとしての守備は悪くなかったが、最終的にはミスが多すぎた。今言えることはすべてを分析しなければならないということだ。プレッシャーの中で改善していく必要がある」と語った。
また、暫定ながらCLでの順位を15位に落としたことから、ストレートインとなる8位以内が遠のいたことにフリック監督は「今はとにかく次のラウンドに進出することに集中している。それが目標だ。勝ち点9を獲得することができれば、すべてが可能になる。どうなるかはわからないけど、一戦一戦を見据えていて、次はフランクフルト戦だ。選手たちが復帰してきているし、残り3試合で勝ち点9を獲得できる可能性があるから、非常に前向きだ」と今後の戦いへの意気込みを口にした。
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