プレー時間“301分”…マンU指揮官、苦しむウガルテに奮起を促す「練習を積んで成長する必要がある」

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、出場機会が減少しているウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテに「練習を積んで成長する必要がある」と奮起を促した。23日、イギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。

 現在24歳のウガルテは、2024年8月に5000万ユーロ(約91億円)という移籍金でパリ・サンジェルマンからマンチェスター・ユナイテッドに移籍。加入初年度の昨季こそリーグ戦22試合に先発出場したが、今季はセントラルミッドフィールダーにブルーノ・フェルナンデスとカゼミーロが起用されることが多く、ウガルテのリーグ戦における先発出場は2試合。途中出場を含めても、リーグ戦でのプレータイムはわずか「301分」と出場機会が減少している。

 アモリム監督は、試合前の会見で「ここには多くの優れた選手が加入し、時には苦しむこともある。彼は今まさに苦しんでいる。だが、我々の仕事は選手たちの手助けをすること。状況はいつだって変わりうる」とウガルテの置かれている状況について語り、「彼が苦しんでいることは把握している。私の仕事は、彼がスポルティングに所属していたころに感じていたように、“選手としての感覚”を取り戻せるよう支えることだ。だが、このクラブはまったく異なる世界であり、彼は適応しなければならない。特に、練習を積んで成長する必要がある」と、かつてスポルティングでも指導したウガルテに奮起を促した。

 また、マンチェスター・ユナイテッドはノッティンガム・フォレストのMFエリオット・アンダーソンやウルヴァーハンプトンのMFジョアン・ゴメスなど、冬の移籍市場で中盤を補強すると噂されている。新たに中盤の選手が加われば、ウガルテの序列はさらに下がる可能性もある。

 アモリム監督は、「(現在、中盤の補強を検討している)と言うのは難しいが、将来的には補強できると考えている」とコメント。「補強がいつになるのかはわからないが、重要なのは選手の質ではなく、選手の特性だ。我々はその点で改善できるところがある。だが、今いる選手たちに満足しているし、彼らはまだ発揮しきれていないものを持っている。私の仕事は、ここにいない選手のことではなく、今いる選手たちのことを考えることだ」と補強の時期については明言は避け、現在の選手たちからパフォーマンスを最大限に引き出すことが大切だと強調した。

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