とある航空会社が「世界最強クラスに革新的な航空機シート」採用 「座席1列増やしながら…」凄いスペックの全容とは

クウェートの航空会社「ジャジーラ航空」が、旅客機としては革新的な仕様のシートを導入予定です。どのようなものなのでしょうか。

「快適性も求めました」

 クウェートの航空会社「ジャジーラ航空」が、旅客機としては革新的な仕様のシートを導入予定です。パリに拠点を置くExpliseat社が手掛けた航空機シート「TiSeat E2」です。どのようなものなのでしょうか。

「TiSeat E2」最大の強みは「超軽量」ということです。Expliseat社によると1席あたりの重量はわずか6.8kgで、市場の同等製品と比べて約35%軽量といいます。こうした仕様ながらリクライニング機能を維持し、USBシート内電源システムを搭載。航空会社の要望次第では、ポータブル電子機器ホルダーを設置できるといいます。

 ジャジーラ航空では、「TiSeat E2」を2000席以上購入し、同社の旅客機、エアバスA320、A321に実装する予定です。Expliseat社によると、「TiSeat E2」を搭載することで、座席列を1列追加しつつ座席定員を増やしながらも、機体の重量を最大1200kg削減できるとしています。

 なお、「TiSeat E2」などの「TiSeat」は他社でも導入実績があり、インドのスパイスジェット、カナダのノリノール・アビエーションなどがこの座席を導入した実績があるとしています。

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