【北京時事】中国外務省の毛寧報道局長は24日の記者会見で、日本が早期開催を目指す日中韓3カ国首脳会談について「現時点で条件が整っていない」と述べ、開催に応じない姿勢を示した。高市早苗首相の台湾有事に関する発言で「中日韓の協力の基盤と雰囲気が損なわれた」と主張した。
毛氏は、3カ国が会談時期で「共通認識に達していない」と指摘。日中の対話についても、「日本側が誠意を実際の行動で示すよう望む」と強調し、前提として発言撤回を重ねて求めた。
〔写真説明〕中国外務省の毛寧報道局長=18日、北京(EPA時事)

