田中碧が途中出場、途中交代…逆転負けのリーズは3連敗、M・ロジャーズの芸術FK炸裂でアストン・ヴィラが勝利

 プレミアリーグ第12節が23日に行われ、日本代表MF田中碧の所属するリーズはアストン・ヴィラと対戦した。

 現在連敗中のリーズは暫定ながら18位と下位に低迷。代表帰りの田中碧は前節ノッティンガム・フォレスト戦に続き、ベンチスタートとなった。

 本拠地『エランド・ロード』の声援を受けるリーズは7分、この試合初めてのネットを揺らすことに成功。フリーキックがもつれると、最終的にルーカス・ヌメチャが押し込むことに。際どい判定となったが、立ち上がりにリーズが先制する。

 すると、22分リーズにアクシデント発生。アントン・シュタッハが脳震とうによる交代を余儀なくされ、田中がピッチに送り込まれる。リードを奪ったリーズは激しいプレスでアストン・ヴィラに圧力をかけ続け、左サイドに入ったノア・オカフォーの突破を中心に追加点を目指す。一方のアストン・ヴィラは、前半の終盤にかけてボール保持の時間帯を増やすと、オリー・ワトキンスが惜しいミドルシュートを放つ。

 後半の立ち上がり、アストン・ヴィラが同点に追いつく。ドニエル・マレンのグラウンダーのクロスにモーガン・ロジャーズがつま先でコースを変え、同点弾。48分に試合を振り出しに戻す。1-1で迎えた71分、リーズのダニエル・ファルケ監督は田中の交代を決断し、FWドミニク・カルヴァート・ルーウィンを投入する。
 
 アストン・ヴィラは75分、ゴールから約20メートルの位置でFKを獲得する。キッカーのモーガン・ロジャーズは縦回転のキックを蹴り込み、逆転に成功。その後、リーズはすぐさま同点に追いついたと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、カルヴァート・ルーウィンのハンドで判定が覆る。

 同点を目指すリーズは88分にパスカル・ストライクがFKに頭で合わせるもGKエミリアーノ・マルティネスがビッグセーブ。攻め続けるリーズだったがゴールを割ることはできず、そのまま試合終了。ホームのリーズは1-2で逆転負けを喫した。

 リーズは次戦、29日に敵地でマンチェスター・シティと対戦。アストン・ヴィラは27日にUEFAヨーロッパリーグでヤング・ボーイズと対戦した後、30日にウルヴァーハンプトンとの一戦を控えている。

【スコア】
リーズ 1-2 アストン・ヴィラ

【得点者】
1-0 8分 ルーカス・ヌメチャ(リーズ)
1-1 48分 モーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)
1-2 75分 モーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)

【動画】M・ロジャーズの芸術的フリーキック

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