ROIROM、初のショーケース開催 未発表曲も続々お披露目「夢を見ているよう」【ライブレポ】

【モデルプレス=2025/11/23】アイドルデュオ・ROIROM(ロイロム)が11月23日、東京・有明アリーナにてデビューショーケース『ROIROM debut showcase〜dear cHaRm〜presented by BEAT AX VOL.7』を開催。ここでは、昼公演のレポートをお届けする。

【写真】「タイプロ」出身グループ、ファン待望ショーケースの様子

◆ROIROM、カバーなし全10曲を披露

ROIROMとは、これまで国内外のオーディション番組にて注目を浴びた、本多大夢と浜川路己によるユニット。2025年5月8日に結成を発表以降、大型音楽番組への出演、数々のCMや雑誌表紙への起用など、早々にも活躍中の2人組だ。11月19日にはプレデビュー曲「Dear DIVA」をリリースし、「“色気・華麗さ”と“親近感”の共存」といったコンセプトの表現でインパクトを与えた。現在発表されている楽曲はたった1曲であるにもかかわらず、デビューショーケースはカバーなし・オリジナルのみで、全10曲(「Dear DIVA」は2度披露)の約90分にわたる意欲的なステージが繰り広げられた。

ROIROMとcHaRm(ファンの呼称)が初めて対面する瞬間。うしろからオレンジ色の光が射し、2人のシルエットが浮かぶと、cHaRmからは待ってましたと言わんばかりの歓声が上がった。ROIROMとcHaRmの「始まりの場所」となるこの日のため、2人は半年のあいだに「Dear DIVA」を含む計9曲の制作に取り掛かった。1曲目、いきなり未発表曲「Only me now」で登場しcHaRmを驚かせると、次は英詞中心に構成された「AYE」でさらに驚かせる。それら2曲では、3曲目に披露された「Dear DIVA」にも通ずるような、「舞踏会」「ショー」と呼ぶべき高貴な世界観で観る者を引き込んだ。それらのステージングの随所には、浜川がリスペクトするマイケル・ジャクソンからの影響も滲み出ていた。

初めてcHaRmと挨拶を交わす場面では、「こうやって初めてみなさんと会えて本当に嬉しいです。すごい景色だ!(本多)」と大きな喜びを見せた。「Dear DIVA」でcHaRmたちの心を惹きつけたあとは、韓国で行われた「Dear DIVA」ミュージックビデオ撮影の裏側を映した特別映像も届けられた。浜川はシルエットのダンスシーンがお気に入りであること、“目”の演技にも細かくこだわったことなど、MVの見どころも伝えられた。

◆浜川路己・本多大夢、ソロパートでも圧倒

その後は、それぞれのソロパートへ。長い手足を活かしたダンスや憑依型のパフォーマンスが得意な浜川は、月が浮かぶ映像をバックに、「Nothing to Loose」を4人のダンサーたちとともにダンスで魅せた。そして本多がギターやパソコンで楽曲制作する映像が流れたあと、それまでのドレッシーな姿からは一変し、カジュアルなファッションを身に纏った本多が登場。ROIROM結成前から本多のSNSにアップされていたオリジナル曲「Day and Night」が始まると、チルいヒップホップ/R&BソングにcHaRmも気持ちよく身体を揺らした。浜川と本多は音楽のルーツや得意ジャンルがバラバラだからこそ、2人が組み合わさればまだ誰も見たことのない、幅広い表現を生み出せることを予感させた。

ここで、結成から今日までの半年間を追ったドキュメンタリー映像が流れた。そこには、曲もなければステージングも何も決まっていない白紙状態から、「ROIROMとは何か」「cHaRmが喜んでくれることは何か」を考えながら、真剣な眼差しで楽曲制作やリハーサルに向き合う2人の姿が映し出された。そもそも、デビューショーケースをオリジナル曲のみで構成するという意気込みから2人の音楽とステージへの強い愛情と妥協なきプロフェッショナルさを感じさせたが、この映像の中では、一つひとつの楽曲やパフォーマンスは2人の意志とこだわりを出発点に、周囲のクリエイターを巻き込みながら作り上げられていることが映っていた。

◆ROIROM、ファンへクリスマスプレゼントも

中盤、赤いジャケットに黒いパンツ、本多はゴールド、浜川はシルバーの飾りをつけた衣装に着替えた2人は、ラテン調の情熱的なナンバー「Justice」を披露。そのあとは、約15分間のトークセッションが設けられた。司会として登場した日本テレビアナウンサー・梅澤廉に今の心境を聞かれると、本多は「夢を見ているようです」、浜川は「こんなにもたくさんの方に知っていただける人生になると思わなかった」と語った。cHaRmから募集した質問の中から「最近ハマっているものは?」という問いかけには、本多が「ハード系のグミとガム」、浜川は「大夢くんが教えてくれたかりんとう」とアンサー。お互いが知る一面について聞かれて、浜川が「大夢くんは万物に優しい。人格者」、本多が「路己はめっちゃ寝た次の日は超元気」と答えると、会場は笑いに包まれた。

本編最後に届けられたのは、「少し早いクリスマスプレゼントを準備できたら」という想いで制作された「My Princess」。この曲は「略して“マイプリ”と呼んでほしい」とのこと。「Dear DIVA」とは曲調が異なり、ラップとゴスペルとポップスを混ぜ合わせたクリスマスソングになっている。

◆ROIROM、アンコールで未発表曲披露

ここで終わりかと思いきや、アンコールではさらに未発表曲が2曲も用意されていた。全員が初めて聴いた状態であるにもかかわらず大盛り上がりするほどキャッチーさ大爆発の「Pa Ri Ra!!」、日東紅茶のCMで流れているトラックに歌詞を乗せた「I SITE U♡」。どちらも正式音源のリリースへの期待が高まる。最後は「みんなのおかげですね(本多)」「本当に本当に本当に本当にありがとうございます(浜川)」と心から溢れ出る感謝を伝えて、もう一度「Dear DIVA」を歌唱。大団円を迎えて、ROIROM初のソロコンサートとなるデビューショーケースは幕を閉じた。(modelpress編集部)

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