マンチェスター・シティがイングランド代表MFフィル・フォーデンとの契約延長交渉を開始するようだ。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在25歳のフォーデンはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2017年11月に17歳でトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算333試合で104ゴール64アシストをマークし、プレミアリーグ4連覇やクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む数々のタイトル獲得に貢献。2023-24シーズンにはプレミアリーグの年間最優秀選手(MVP)に選出された。
昨シーズンは自身の負傷やチームの大不振が重なり、本来のパフォーマンスを発揮しきれなかったが、今シーズンはここまで公式戦14試合に出場し4ゴール3アシストをマーク。2ゴールを挙げたCLリーグフェーズ第4節ドルトムント戦後には、ジョゼップ・グアルディオラ監督が「フィルが戻ってきた。フィルが幸せで喜びに満ちている限り、多くを語る必要はない。特別な選手なんだ」と語るなど、復活を印象付けている。
報道によると、マンチェスター・シティは近いうちにフォーデンとの契約延長交渉を開始する見込みとのこと。現行契約は2027年6月30日まで。契約満了まで残り18カ月程となる中、新たな契約を締結することで“生え抜き”の長期的な未来を確保する構えのようだ。
マンチェスター・シティは今年に入り、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、ポルトガル代表DFルベン・ディアスと新契約を締結。スペイン代表MFロドリとの契約延長交渉も進行するなど、ウーゴ・ヴィアナFD(フットボールディレクター)のもとで活発な動きを見せている。
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