MLB(メジャーリーグベースボール)が公式インスタグラムを更新。「もしも疑っている人がいるのなら言っておきますが、ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)はどんなスポーツでも本当に上手です」と記すと、パー3で放った素晴らしいティショットを動画で公開した。
この動画はMLBアワードウィークにラスベガスで開催された「キャピタルワンMLBオープン」で撮影されたもの。ベッツが軽いスイングで放った池越えのティショットはグリーンをオーバーしたものの、そこから傾斜を利用して、もう少しでホールインワンかと思わせる会心の一打だった。
このショットを見たPGA(米国男子ツアー)公式アカウントは「ハンディキャップ10、確定」とコメントしたが、ファンからは「あのスイングなら、もっと上手でしょ」と反論されていた。そして「プロ野球選手で、かつてはプロボウラーを目指して、そしてゴルフも。ムーキーには何ができないの?」「あらゆるスポーツを簡単なものに見せてしまうね」など称賛の声ばかりが寄せられていた。
ベッツは2012年のドラフト5巡目にボストン・レッドソックスからの指名を受けてプロ入り。14年にメジャー契約をすると、18年にはトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成、チームをワールドシリーズ制覇に導き、初のMVPを受賞した。
20年にトレードでドジャースに移籍。24年からは大谷翔平、フレディ・フリーマンというMVPトリオで強力打線を作り出した。またワールドシリーズに参戦したのは今年で4回目だったが、ベッツはそのすべてで優勝を飾っている。ちなみにワールドシリーズを4回制覇したのは史上18人目の快挙。現役選手ではベッツ1人だけだ。
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