日本代表GK鈴木彩艶に名門インテルが関心?…契約満了迫るゾマーの“後継者”候補として注視か

 インテルがパルマ・カルチョに所属する日本代表GK鈴木彩艶に関心を寄せているようだ。18日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在23歳の鈴木は浦和レッズ、シント・トロイデンを経て、昨年夏にパルマ・カルチョへ完全移籍加入した。すぐさま定位置を掴み初年度からセリエAの38試合中37試合でゴールマウスを守ると、在籍2年目の今シーズンもここまで公式戦13試合に出場。左手中指と舟状骨の骨折により長期離脱を余儀なくされることとなったが、随所で好セーブを連発し、新監督のもとで苦戦が続くチームを最後尾から支えている。

 最近ではチェルシーやミランからの関心も囁かれている鈴木だが、セリエA屈指の名門インテルも動向を注視しているという。同クラブは正守護神を務める元スイス代表GKヤン・ゾマーとの契約が来年6月末で満了となることから、来夏の移籍市場で“後継者”を確保したいと考えている模様。報道によると、鈴木はカリアリのイタリア代表GKエリーア・カプリーレやフライブルクのドイツ代表GKノア・アトゥボルとともに、首脳陣の注目を集めているようだ。

 なお、今シーズンからインテルを率いているクリスティアン・キヴ監督は、今年2月から昨シーズン終了までパルマ・カルチョを指揮。共闘した期間が短いとはいえ、鈴木にとっては馴染みのある指揮官だ。

 イタリアで評価を高めている鈴木だが、セリエA屈指の名門へステップアップすることになるのだろうか。今後の動向にも注目が集まる。

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