日本よりも出席が難しい米表彰式 岩井明愛&千怜ツインズは“ロレックスグリーン”のリンクコーデで

ツアー初優勝者、年間タイトル受賞者および候補者を表彰する、米国女子ツアーの表彰式『ロレックスLPGAアワード』が行われた17日、その宴に最強ツインズもそろって出席。岩井明愛と岩井千怜は、それぞれ緑を基調としたジャケットスタイルで登場した。
「スタイリストさんにお願いしました。ロレックスがグリーンカーペットと聞いたので、それに合ったような感じで」(明愛)というのがファッションポイント。ジャケットスタイルをリクエストし、アワードにふさわしい最高の衣装が手元に届いた。

ただ、初優勝者に贈られるロレックスの時計は、「似たようなデザインですけど、カラーも大きさも違います」と、それぞれこだわりを光らせる。明愛は「かっこよくてシックな感じが好き。一番自分っぽくしてみました」と、黒でひと回り大きめのモノ。千怜は「ピンクゴールドみたいな色とブラウン系の色。周りはダイヤです」と、華やかな世界に一つだけのデザインとなった。

「マッチしたコーデ」ができるのも双子ならではだが、日本ツアーとは異なり、米ツアーはシーズン優勝者全員がアワードに出席できるわけではない。この表彰式に参列できるのはツアー初優勝者、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)やルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)ら部門の賞獲得者および候補者に限られており、人数は少ない。

そんな栄えある舞台に、双子そろって出られたのは光栄の極みともいえる。千怜は6月「リビエラマヤオープン」、明愛は8月「ポートランド・スタンダードクラシック」でともにルーキー優勝。ツアー史上4組目の姉妹優勝、双子となれば史上初の快挙でもあった。

「今年はふたりで優勝できると思っていなかった。率直にうれしい気持ち」(明愛)
「ここに立てると初めは思っていなかった。諦めなければどこにでもいけるんだなと実感できた年でした。来年も出たいし、ふたりで来たいです」(千怜)

会場ではアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)ら、ほかの選手に声をかけたり、写真を撮ったりと積極的な姿。米ツアーでも岩井ツインズの存在感はますます大きくなっている。(文・笠井あかり)

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