“五人五色”の高級時計ロレックス…こだわりは?「かっこよくてシックに」「色とダイヤが可愛い」

17日、米国女子ツアーの『ロレックスLPGAアワード』が行われた。ツアー初優勝者、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)など各賞の受賞者および候補者らが出席。日本勢は5人“も”そろい、華々しいパーティウェアで登場した。
「AIG女子オープン」(全英)で優勝し、新人賞を戴冠した山下美夢有。「シェブロン選手権」覇者の西郷真央、竹田麗央、岩井明愛、岩井千怜。それぞれがこだわりのドレスを身にまとい、左手首には高級時計・ロレックスをつけてグリーンカーペットを歩いた。

このロレックスはツアー初優勝の証として贈られるもの。選手はカタログからデザイン、色などを選ぶことができ、裏にはそれぞれオリジナルの刻印がされる。予算は決まっていて、それをオーバーした分は“自腹”を切ることになるんだとか。

明愛と千怜の時計は「似たようなデザインですけど、カラーも大きさも違います」。明愛は「かっこよくてシックな感じが好き。一番自分っぽくしてみました」と黒をベースにしたひと回り大きいものをチョイス。一方の千怜はベゼルにダイヤが埋め込まれた「ピンクゴールドとブラウン系の色」のものを選んだ。

竹田は正確に言えば米2勝だが、初優勝だった昨年の「TOTOジャパンクラシック」は日本ツアーメンバーとしての勝利だったため、ロレックスはもらえず。3月の「ブルーベイLPGA」優勝によって手にした逸品だ。「お高いので大切にします(笑)。重みはあります」と、すっかりお気に入り。

ウキウキ気分だったのか、アワード当日の朝からずっと着用していたという。「色とダイヤが可愛い」と大好きなピンクを基調としたモデルで、裏の刻印は『Rio』とシンプル。ただ、よくよく見てみると、「時間が合っていない…」。ちょっぴり恥ずかしそうにした。

山下はダイアルがブラウン系のものをチョイス。「初めてのロレックスなのでもう…。優勝していただけるってなったときに、すごく選ぶのが楽しみでした」と、こだわりの1本にうっとり。さらに会場では、新人賞受賞の記念としてもう1本が贈られた。

この5人で唯一、申し訳なさそうな顔だったのは西郷。昨年の新人賞、さらに今年のシェブロン優勝分の2本を所有するが、この日はつけなかった。「もちろんつけたかったんですけど、怖くて持ってこられなかったです…」。ラウンド中にコースで持ち歩くにしろ、ホテルに置いておくにしろ、保管が心配でスーツケースに入れられなかったという。「キラキラというか、キレイな色です。ちょっと水色っぽいような」デザインだという。

“五人五色”のロレックス。それぞれのこだわりを細部までチェックしてみてほしい。(文・笠井あかり)

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