鈴木彩艶離脱のパルマ、未所属選手を対象に新GKの獲得を検討か…候補には元代表の実力者も浮上

 パルマ・カルチョは、負傷離脱した日本代表GK鈴木彩艶の穴を埋めるべく新たなGKの獲得を検討しているようだ。17日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

 現在23歳の鈴木は、2024年7月にベルギーのシント・トロイデンからパルマに完全移籍を果たした。これまで公式戦50試合に出場し、正守護神として君臨していた。

 しかし、8日に行われたセリエA第11節ミラン戦で左手を負傷。その試合ではフル出場をしたものの、試合後の検査で左手第3指(中指)と舟状骨の骨折が発覚し、日本で外科手術を受けた。イタリア各メディアは離脱期間を約3カ月とし、日本でリハビリの初期段階に取り組むと伝えている。

 鈴木の離脱が決定し、パルマに残されたGKはエドアルド・コルヴィとフィリッポ・リナルディの2人となる。『カルチョメルカート』によると、クラブは移籍市場が閉まっている現状を踏まえ、未所属選手を対象に新守護神の補強を検討中だという。

 候補として、かつてスポルティングやローマでプレーした元ポルトガル代表GKルイ・パトリシオ、スペイン人GKビセンテ・グアイタ、元イタリア代表GKサルヴァトーレ・シリグらの名前が挙げられている。

 一方、イタリアメディア『フットボール・イタリア』は「ここ数カ月90分間のプレーを経験していないが、クラブ内では第2GKのエドアルド・コルヴィに信頼が寄せられている」と、補強については慎重に判断するとの見解も示した。

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