ベルギー代表ドク、W杯出場を決め切れなかったカザフスタン戦に苦言「全員がもっと努力する必要がある」

 マンチェスター・シティに所属するベルギー代表FWジェレミー・ドクが、FIFAワールドカップ26欧州予選のカザフスタン代表戦後に苦言を呈した。16日、イギリス『デイリーメール』が同選手のコメントを伝えている。

 ベルギー代表はここまでの欧州予選で4勝2分で迎えた15日に、カザフスタン代表と対戦。前半に先制点を許したものの、48分にハンス・ヴァナケンのヘディングシュートで同点に追いついた。しかし、その後追加点は奪えず、試合は1-1で終了した。

 この試合に勝てばワールドカップ本大会出場が決まる状況だったベルギーだが、最終節に持ち越しに。ドクは欧州予選7試合を振り返り、「多くの試合で力を発揮できず、すでにたくさんの勝ち点を落としてしまっている」とコメント。無敗をキープしているものの、今予選では3分けと引き分けが多いことを嘆いた。

  ベルギー代表は11月シリーズでベテランの主力3選手が欠場。長年同国を支えているFWロメウ・ルカク、GKティボー・クルトワ、MFケヴィン・デ・ブライネが不在となっている。ドクは「全員がもっと努力する必要がある、コーチ陣も僕も含めて全員だ。カザフスタン戦で勝てなければ、ワールドカップで何もできないだろう」と、チームのさらなる奮起を促した。

 またドロー決着になったカザフスタン戦については「ロングボールを使ってくると予想していたが、彼らはショートパスのサッカーをしてきた。前回対戦時とはまったく違う試合だった。相手を十分に分析しきれなかったのかもしれない」と振り返っている。

 ベルギー代表は次戦、18日にリヒテンシュタイン代表と対戦。同試合に勝てば本大会出場が決定し、引き分け以下の場合は北マケドニア代表対ウェールズ代表の結果に委ねられることになる。

【動画】ベルギー代表、W杯出場は最終節に持ち越しに

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