FIFAワールドカップ26欧州予選・グループKの最終節が16日に行われ、アルバニア代表とイングランド代表が対戦した。
ここまで7試合を消化したグループKで開幕から7連勝を飾り、全勝を維持して首位に立つイングランド代表。すでに本大会行きを確定させた“スリー・ライオンズ”は、最終節も無失点で勝利を収めれば、ワールドカップ予選全試合を無失点で終えるヨーロッパ史上初のチームになる。対するは、2位でのプレーオフ進出が確定済みのアルバニア代表。ホームで迎える一戦で、今後に向けた勢いをつける白星を掴みたいところだ。
前半をスコアレスで折り返した試合は、74分にイングランド代表が均衡を破る。右サイドでコーナーキックを獲得し、キッカーを務めたブカヨ・サカが左足でインスイングのクロスを供給。鋭いボールはニアで相手選手にヘディングされたものの、後方へ逸れたこぼれ球にハリー・ケインが反応する。ゴール前でエースが押し込み、アウェイチームが先制した。
さらに82分、イングランド代表が最終ラインから攻撃を組み立てつつ、テンポ良くパスを繋いで相手陣内に侵入。ピッチ中央でボールを受けたジュード・ベリンガムが左サイドに展開する。ライン際に張ったマーカス・ラッシュフォードが右足に持ち替えると、ペナルティエリア左角付近からボックス内にクロスを配球。ファーで待つケインが頭で合わせ、貴重な追加点を挙げた。
結局、そのまま試合は2-0で終了し、イングランド代表が勝利。これにより、欧州予選全試合を無失点かつ全勝で終えたイングランド代表が大記録を打ち立てた。
【スコア】
アルバニア代表 0-2 イングランド代表
【得点者】
0-1 74分 ハリー・ケイン(イングランド代表)
0-2 82分 ハリー・ケイン(イングランド代表)
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