W杯出場に王手のスペイン代表、最終節は“守護神”欠場の可能性…約1年ぶりにGKラヤが先発か

 スペイン代表のGKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)が、15日に行われたFIFAワールドカップ26欧州予選・グループE第9節のジョージア代表戦で負傷したようだ。スペインメディア『マルカ』が同日付で伝えている。

 グループEの首位をひた走るスペイン代表は、ジョージア代表と対戦した第9節でも圧巻の戦いを披露。序盤の11分、スペイン代表通算50試合目の出場を果たしたFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)がPKを決めて先制すると、続く22分にはゴール前でスルーパスを呼び込んだMFマルティン・スビメンディ(アーセナル/イングランド)が追加点を奪取。35分にはオヤルサバルからの折り返しをFWフェラン・トーレス(バルセロナ)が押し込み、3点をリードして前半を終えると、後半に入った63分には、今度はフェランからのクロスボールでオヤルサバルがヘディングシュートを沈め、スペイン代表が4-0と完勝していた。

 他会場で2位のトルコ代表が勝利したため、ジョージア代表戦が終わった直後に本大会出場権を手にすることはできなかった。しかしながら、トルコ代表との直接対決となる最終節で、引き分け以上の成績を収める、もしくは6点差以内での黒星ならば、13大会連続17回目の本大会出場が決定。つまり、本大会出場に王手をかけた状態で最終節を迎えることができる。

 このような状況のなか、『マルカ』によると、快勝で終わったジョージア代表戦にて、“守護神”が負傷していたという。同試合で足首を捻挫したウナイ・シモンは、足を引きずりながらスタジアムを後にする姿が目撃されたようだ。重傷は回避したものの、最終節のトルコ代表戦に出場できるか否かは不透明な状況だと伝えられた。

 ウナイ・シモンはここまで行われたグループEの全5試合に先発出場し、全試合で無失点を達成するなど安定した働きを見せてきた。選手本人はチームに残ることを希望しており、チームとともに試合会場のセビージャに向かう予定だが、トルコ代表戦ではGKダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド)が国際Aマッチで約1年ぶりに先発する可能性が高いと予想されている。

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