日本代表戦で負傷したガーナ代表MFフランシス、日本での手術が無事成功…骨を2本骨折

 ガーナサッカー協会(GFA)が16日、14日に行われたキリンチャレンジカップ2025の日本代表戦で負傷したガーナ代表MFアブ・フランシス(トゥールーズ/フランス)について、手術が無事に成功したことを報告した。

 フランシスについては、14日に行われたキリンチャレンジカップ2025の日本代表戦に先発出場していたものの、同試合の後半序盤、残念なアクシデントが発生。ペナルティエリア手前でMF田中碧(リーズ/イングランド)がミドルシュートを放とうとした際、ボールを奪い取ろうとしたフランシスの右足が交錯。倒れ込んだフランシスは立ち上がることができず、担架に乗せられてピッチを後にしていた。

 同試合の翌日、GFAはフランシスが試合会場の『豊田スタジアム』で緊急処置を受けた後、トヨタ記念病院に搬送されたことを報告。当時、具体的な診断結果は明かされていなかったが、フランシスの所属クラブであるトゥールーズは、半年近くの欠場が見込まれると示唆。「アブはシーズンを早期に終えることとなりました。ひどいケガにより、数カ月間ピッチから離れ、残念ながら、北米でのFIFAワールドカップ26を欠場することになるでしょう。とても悲しいニュースです」と伝えていた。

 そして、試合から2日後の16日、GFAはフランシスの手術成功を報告。フランシスは足の骨を2本骨折していたのだという。ガーナ代表のメディカル部門の責任者であるプリンス・パンボ氏、トゥールーズのチームメイトも同席し、トヨタ記念病院にて手術を受け、無事に成功した。既にフランシスは退院しているとも伝えられた。

 なお、フランシスはここからリハビリプログラムをスタートさせることも明かされている。ガーナ代表の理学療法士がフランシスの拠点であるフランスに同行し、復帰に向けた過程を支援することとなっている。

 GFAは「この過程で支援を賜りました全ての方々に感謝を申し上げます。選手が完全な回復を遂げるためのリハビリ過程においても、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます」とメッセージを発信した。

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